処刑人は新人に、人の殺し方を教えない
公開中 / 完結
人を殺す仕事だからこそ、人を人として扱え。
ファンタジー
処刑人は新人に、人の殺し方を教えない
あらすじ
王族、騎士に次いで尊敬され、「神の代理人」と呼ばれる処刑人。
新人処刑人エミール・スプレンダーの教育担当となったのは、猫背で眠そうなベテラン処刑人、ヴァルター・イクスメスだった。
王国史を暗記し、処刑人としての使命に燃える生真面目なエミールに対し、ヴァルターは「神だ地位だってのは、やりたくない仕事をやらせる建前」と言い放つ。
だが、そんな彼が新人に教えるのは、人を効率よく殺す方法ではない。
「俺たちも人間、裁かれる罪人も同じく人間だ。そのことを忘れるな」
正反対の二人による、新人教育が始まる。
そしてある任務をきっかけに、ヴァルターが長年抱えてきた過去と復讐が動き始める。
作品情報
カクヨムイケオジ小説コンテスト応募作品
ジャンル: ファンタジー
連載状況: 完結
作品の特徴
- 理想に燃える生真面目な新人処刑人と、気だるげで現実を知るベテラン処刑人による師弟バディものです。
- 処刑の技術ではなく、罪人や遺体を最後まで一人の人間として扱うための職業倫理を、新人教育を通して描いています。正反対の二人が関係を築いていく一方、ベテラン処刑人が長年抱えてきた過去と復讐が物語を動かしていくダークファンタジーです。
作者による紹介
人を殺す仕事に就く者は、命に対してどのような姿勢であるべきなのか。
「神の代理人」と呼ばれる処刑人たちを、特別な存在ではなく、迷いや後悔を抱えて働く人間として描きました。新人とベテラン、正反対の二人による師弟関係と、それぞれが選ぶ答えを見届けていただければと思います。
